在日中国人女性の随筆  
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大事な遺産(珍贵的遗产)
文革が過ぎたのち、カラー写真が登場した。北京へと戻された両親はこれまで以上にカメラを持ってあちこちへと出かけた。そのうえ、刷り上がったカラー写真を、日本で暮らしている私と弟にそれぞれ毎回送って来てくれた。封筒の上にびっちりと貼ってある切手を見ると、私はまたもやこんなにも高い切手代を負担させてしまったと心が痛んだ。デジタルカメラ時代になって、私が父にどのように撮影し、保存するのかを教えて間もないうちに、父はすでに写真の編集に深くのめりこんでいった。私たちがネット上から送った写真も、毎回丁寧に加工してアルバムとして作り上げ、時間と場所を明記し、時には音楽もつけてディスクに仕上げて、こちらに送り返してくれた。
文革过后,开始有了彩色照片。调回北京的爸爸妈妈更是举着相机到处“寻花觅草”,“捕风捉影”。而且还会把每次洗印出来的彩色照片分别寄给在日本的我和弟弟,看着信封上贴满的邮票我每每会心疼又让他们花费了如此昂贵的邮费。进入了数码相机时代,我刚教会爸爸如何摄影及保存,人家就更深地钻研到照片的加工里去了。我们每次随手从网上传送回去的照片,爸爸都会精心筛选加工成册,注明时间地点,有时还配上音乐作成光盘,再传送给我们。

父は自分で写真を刷る必要はなくなった。母も白黒写真をカラーに塗り上げる必要はなくなった。それでも両親は毎回何枚かの特にいい写真を選んで、外で刷ってもらい、焼き増しもして、その後写真の裏に時間と場所を書き入れていた。時にはその時の感想を書き加えることもあった。最後にアルバムへと入れて、アルバム用の棚へとしまった。この大きなガラス棚は二人が数年前にこれらのアルバムのためにわざわざ買ったもので、私たちはその時、棚のほうが写真よりもだいぶ高いよと笑っていたが、二人は写真のほうが棚より高いと言って譲らなかった。
爸爸不用再自己洗照片了,妈妈也不用再将黑白照片涂成彩色的了。但他们仍就每次都一定要挑选几张好照片拿到外面去冲洗、加印,然后在照片的背后注明时间地点,有时还会写几笔当时的感受。最后装入相册,再收藏到相册柜子里。这个大玻璃柜是老两口几年前专门为这些相册买的,我们当时笑着说柜子比照片贵多了,可老两口一口咬定就是照片比柜子贵。

わたしたちは時に、パソコンで見せてくれればいいよと二人に言っていた。しかし、二人はデジタル写真を選りすぐり、編集し、印刷、焼き増し、そして最後にアルバムへと入れるという習慣を保ち続けた。それは去年、父が亡くなる前まで続き、その時も父は私に「カメラの中に何枚か冬に入院した際に撮った、病院の窓の霜の写真があるから、いつか見てみなさい。どの結晶も違って、なかなかきれいだから。」しかし、私はいまだにそのカメラを動かすことができないでいる。手に取るだけで私の心が痛むから。そして、母も父が世を去ってからはメモリーカードを持って写真の印刷へと出かける姿を見ていない。老眼鏡を付けて写真の裏に何かを記録する姿は言わずもがなだ。
我们有时劝说老两口,在电脑上看看就行了。可二老一直坚持着将数码照片挑选、加工、打印、加注最后入册的习惯。直到去年爸爸去世前还对我说“我的相机里还有几张冬天住院时拍到的医院窗户上的冰花呢,你什么时候拿出来看看,挺漂亮的,每个花都不一样。”可是我至今还没敢动那个相机,因为一动我就心痛。而妈妈在爸爸去世后也就再也没见她拿着储存卡去打印照片,更不见她戴着花镜趴在照片后面纪录什么了。

あの日、私は弟と話していた。一生涯教師を務めてきた両親は、それほどの貧しさにも、それほどの富にも出くわしたことはなかった。私たちに残せる、最も価値のある遺産はおそらく、二人の、大事な思い出がたっぷり詰まったこのアルバム用の棚だろう。
那天我和弟弟聊天,当了一辈子教师的老两口,既没受过多大穷也没发多大过财。能留给我们最值钱的遗产大概就是老两口的这个满珍贵回忆的相册柜子了。
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by tubomim | 2011-05-05 23:27 | 2011年