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川島芳子が生きていたというニュース
日本に来て二十数年間のうちに、数回引越しをしたことがある。その間ずっと持っていた数少ない本の中にこのような貴重な一冊がある。これを読んだときの感銘が忘れられないから。
在日本生活了20多年,我曾多次搬家。这是我一直保存着的为数不多的书籍中的一本,因为我读她时感慨万千。
川島芳子が生きていたというニュース_f0056261_15404840.jpg
09年4/13 テレビ朝日 川島芳子は生きていた!生存説検証番組
●テレビ朝日:昭和史最大のスクープ
“男装の麗人” 川島芳子は生きていた!

・報道発 ドキュメンタリ宣言 2時間スペシャル
・放送日時 2009年4月13日(月) 19:00 ~ 20:54

この本は1989年戸田公園のアパートで一気に読み終わったものである。最初はベッドで横になってパラパラ捲ったが、その後疲れてうつ伏せに切り替え、うつ伏せも疲れ、しゃがんで読む。。。。。。いろいろ姿勢を変えたが目はずっと本の中に釘づけだ。最後には本を枕に開き、ベッドにしゃがんでお尻を上に向けて鼻水と涙がこの姿勢に従って流れてきても全然気にならなかった。
这本书是1989年在户田公园公寓里一气呵成读完的。先是躺在床上随便翻翻,后来躺累了,就趴着看,趴累了就跪着看。。。。。。反正眼睛就扎在了书里。记得最后把书放在枕头上,跪在床上,屁股朝天,鼻涕眼泪顺势而下,我根本不管。

昨晩、ドキュメンタリーを見た後に改めてこの本を取り出した。本の中には1948年7月15日に発行した「世界の動態」(現在アメリカ国立公文資料館蔵)には下記のような記事があると書いてある。ある劉という女性は南京監察院に手紙を出した。内容は彼女の姉が替玉として死んでしまったが、約束した10本の金の延べ棒が4本しかもらえなかった。彼女の母親はそれをもらいに行ったきり帰ってこなかった。告訴した劉さんは自分の住所を書くのを恐れたので、人身攻撃、事実無根という口実でごまかされた。
昨晚,看完电视我再次拿出这本书籍。书中写到1948年7月15日发行的《世界的动态》(现存美国国立公文资料馆)记述了有一位刘姓女子投书南京监察院,上诉其姐姐替身而死,但没有收到约定的10根金条,只收到4根,其母前去索求也一去不再复返。但因为刘姓女子不敢留下住址,故被称作人身攻击,查无此事而敷衍了事。

本を閉じて改めて感無量!平和な時代に生きてよかった。戦争を人類から遠く離れさせよ!相手を殺し、自分を害する。そして、後顧の憂いも絶えない。
合上书再次感慨万千!感谢我们生活在一个和平的年代,让战争远离人类!伤人害己!后患无穷。

この記録についての日本語は上坂冬子の「男装の麗人 川島芳子伝」にあるが、中国語は下記のように記録しておきます。
关于这段记述,日文可查看,上坂冬子的男装丽人 川岛芳子传。中文摘录如下∶



南京监察院最近接到一封控告信,控诉今春在北平被枪决、从而结束了神秘一生的东方的玛塔·川岛芳子,现在还活着,因为受到很大震动。

这封控告信,是由一个叫刘凰贞(笔者注∶报纸报道的是她的姐姐凤贞)的女人写的,内容如下∶

我的姐姐刘凰玲的容貌,同川岛芳子一模一样,而且会说日本话。因此,我母亲受我的姐夫刘仲济的劝诱,答应以十根黄金的代价做川岛芳子的替身去受刑。

在执行枪决的头一天--三月二十四日夜,我同母亲将姐姐带到监狱,可是吴监狱长却违背约定,只给了四根金条,因而发生口角,但监方对我们进行种种威胁,结果还是以4根金条把我们赶了回来。据在监狱做事的刘济仲说,姐姐是在女监的小门处把川岛芳子替换下来的。据传说,川岛芳子已从监狱直接去了满洲。这是因为在满洲的中共军周保中将军,以一百根金条的代价将川岛芳子赎买过去了。令人难以置信的是,尽管我姐姐作为替身被枪决了,可是我家只领到了四根金条,后来连前去摧要金条的母亲也一去不复返。

院长大人!希望您给予彻底的调查。。。。。。

by tubomim | 2009-04-13 15:41 | 2009年 | Comments(8)
Commented by twister203 at 2009-04-13 20:56
アー残念!! 帰ってきたら番組が終わったところでした。川島芳子、中国の皆さんにとっては許せない存在かもしれませんが、本人の力では何も出来なかった、戦争の犠牲者ではないでしょうか?
Commented by jiaojiao at 2009-04-13 21:02
今この番組を見終わったところです。
本人が知っているけれど誰も知らない真実が歴史上数え切れないほど有るんだという事をあらためて知らされた気がします。
Commented by tubomim at 2009-04-14 16:28
>twister203さん:私もそう思います、戦争、もういらない!
Commented by tubomim at 2009-04-14 16:29
>jiaojiaoさん:歴史って後で読むものですね。
Commented by fenderpark at 2009-04-17 22:00
我记得06年看过一部叫“李香兰”的影片里,看到过川岛芳子的剧情,记忆深刻......
Commented by tubomim at 2009-04-18 21:47
> fenderpark:欢迎你来到这里,是有这样一部电影,可惜我还没有看过。
Commented by why at 2009-05-24 22:07 x
『男装の麗人』の上坂冬子さんの原作は持っていますが、中国語にも翻訳されていたんですね。知りませんでした。
作者はついこの間死去されたのですが、わたし、なぜかこの方の経歴をよく山崎豊子さんと混同してしまうんです。
でも、作風やものの見方、スタンスはかなり異なりますよね。
保守派論客としても有名な上坂さんの意見に、賛同しがたいところも多々ありますが、歯に衣を着せぬ物言いはそれはそれで気持ちいいですね。
確か嵯峨浩さんの『流転の王妃の昭和史』のレビューだったかと思いますが、思ったとおりのことを書く人だなという印象を受けました。

取り留めのないことをだらだら書いてしまいましたが、ちょうど、つぼみさんのこの記事がアップされた前後に、上坂さんの訃報を新聞で読んだので、あ~、と思っていました。
Commented by tubomim at 2009-05-27 07:08
>whyさん:whyさんのコメントで上坂さんの訃報を初めて知りました。この本の中国版を読み終わってから興味を持って翻訳者を確認したのです、なんと私(4年生の時)の先生でした、それほどではないけど(ほぼ同じ時代の人)で波乱万丈の人生の持ち主でした。だからこそここまでうまく翻訳できたのかを感心しました。
この本の原作は1984年出版、1985年で中国ですぐ翻訳され、そして出版社はなんと解放軍出版社でした。改革後の背景も覗かれます、この背景下の翻訳者の工夫もよく感じられます。
中国版は当時慢慢来が買ったもので、日本語版(1984年版)も先日私はオークッションで購入しました。興味があればどうぞ。